無から有を生み出すということ。

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無から有を生み出す。

よく聞く言葉ですが、私がこの重要性に気付いたのはごく最近になってからのことです。

人間存在は、多かれ少なかれ、ルーチン化され、システム化された世界に住んでいるわけですが、日々の雑事から様々な影響を受けているわけです。

1日、2日程度なら問題はないものの、数年、数十年という時が経過したとき、日々とっている行動に疑問を持つことがなくなってしまいます。いわゆる、感覚がマヒした状態になるわけです。

これはいわゆる、1種のマインドコントロールといっても過言ではないでしょう。昨今の中国や韓国など、他の国の人々の文化をみていると、「なぜ、そんなことをするのだろう?」と疑問に思うこともありますが、それは私たち日本人においても同じなのです。

例えば、昨今の雇用についていえば、安定した正社員の仕事につくことを目標にしている方も多いです。年収数千万程度を目標にし、出世だマイホームだとあくせくしている方も多いのではないでしょうか。

けれども、普通に考えて、自分で事業を起こした方が何十倍、何百倍も収入が増えるわけですし、充実度もまったく違うわけです。もちろん、雇われ社長でも年収億単位の収入を得ている人もいますが、たいていのサラリーマンにとって、億単位の年収は夢のまた夢。驚くべきことに、ほとんどの人が年数百万円程度の収入で満足しているのが実態なのです。

優秀な大学を出たにも関わらず、誰もが正社員として人に使用される側を選択するのは不思議でなりません。人を使う側をめざし、挫折したのならサラリーマンでもいいと思いますが、はじめからそんな考えは持ち合わせていないわけです。

この点、一種のマインドコントロールといってもよいでしょう。

なので、一度、自分の価値観を無にすること、そして静寂のなかで心の声を聞くことが大切なわけですが、雑音の多い生活をしながらでは無理なのかもしれません。

逆にいえば、そうであるからこそ、無になることの重要性があるわけで、その点に気づくことができれば、結果として、有を生み出すことにつながっていくわけです。