鴻海、未だ契約せず

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鴻海によるシャープの買収が発表されてから、はや1ヶ月近くが経過しようとしておりますが、未だに契約には至っておりません。偶発債務の影響から契約が延期されていますが、当初の4,890億円の出資額から2,000億円程度の減額要求があり、シャープがこれに反発したため、1,000億円程度の減額で交渉が進んでいるようです。

産業革新機構が提示していた3,000億円を下回るから2,000億円の減額は飲めないということですが、1か月も経過しないうちに1,000億円単位の金額で出資額がコロコロ変わるのはうさんくさすぎます。もちろん出資額なので買い取り価格というわけではありませんが、目先のお金に惑わされて自分を見失っている状態といえるでしょう。

これまでの経緯を見てきますと、鴻海に本当に契約する気があるのかないのかが疑わしくなってきました。本当は契約する気などサラサラないのに、適当な事をいって遊んでいるような気がしてなりません。

そのための保証金の1,000億円でしたが、これも支払いを拒否する姿勢を見せたり、ひっこめたりしてリアリティーが感じられないのです。

ただ、世界が注目している買収案だと思いますので、もしこれで破談になってしまうと鴻海の企業イメージは低下してしまうものと思います。シャープについては、偶発債務の件で既に企業イメージが地についてしまっていますので、もうこれ以上は悪化することはないかもしれません。

さすがに、ここで交渉が破談するとなると鴻海の企業イメージが悪くなってしまうと思うので、この辺で契約が成立しそうな気もしますが、今後も目が離せない展開となってきました。

いずれにしても、1,000億円程度の減額を要求されており、シャープと銀行団はこれに応じる姿勢を見せているようですが、プライドもなにもあったもんじゃないです。失敗したら痛みがあってもケジメを付けるという、当たり前の対応ができないのは子供の教育にもよくないです。

万事がすべて団塊の世代が悪いわけですが、国債残高1,000兆円のように将来の世代に莫大なツケを残すなど、自分たちは一切痛みを伴わないで人に押し付けることしか考えていない世代の典型的な行動パターンといえます。

これ以上、みっともないマネはやめて潔く会社を整理すべきです。