三菱自動車は日本市場から撤退すべきだ

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先日、急落時にぶっこんで大損してしまった三菱自動車株ですが、現在では意外に底堅い展開をむかえているようです。いったい何をいくら折り込んでいるのか、焦点になるのは欧米での不正の有無ということなのかもしれません。

三菱自動車の決算内容をみると、国内が24万6千台に対し海外が99万4千台とのことなので、国内市場に関しては仮に売上が半減してもさほどの影響はないかと思われます。アジアと欧米の売上さえ問題なければ、今の株価は下げ過ぎの感がいなめません。

日本は割合的に販売台数に占めるシェアが低い地域ですし、過去にさんざん叩かれていた経緯もあったので、もともと日本ではあまりやる気がなかったのだろうと思われます。

4月の販売台数は前年同月比で45%減ということになっているようですが、不正問題が発表されたのが4月20日ですので、5月、6月の数字はもっと悪くなるのかもしれません。これを機に日本市場から撤退するのが最良の選択肢なのではないでしょうか。

ここまでブランドイメージが低下してしまうと、たぶん日本では売れなくなるでしょうから、はやめに損切して海外市場で食いつなぐのが最良の選択肢であろうかと思われます。

現在のところ、エコカー減税やガソリンの補償、買取の有無、過去からの不正発覚の影響、今後の販売再開へかかる時間、日産への補償などさまざまな悪材料が出てきていますが、欧米での不正さえクリーンで問題なければ、何とか乗り切れるレベルのような気がしてなりません。

メディアやネット上ではこんな会社は潰せのようなバッシングも多いですが、結局、一番割りを食うのは製造現場で働いている従業員です。自宅待機でも6割程度の賃金が支払われる契約との報道がありましたが、仮に月20万円の給料なら12万円になってしまいます。そこから寮費や食費、社会保険などが引かれると生活できるレベルではありません。

いっそのこと日本市場での販売を撤退し、国内向けの工場や販売店を整理してしまった方がすっきりするかと思います。

撤退すると表明すれば、案外「三菱さんやめないで~」みたいな展開になるかもしれませんし、そういうふいんきになってから、「やっぱ、やめへんで~」みたいな感じで再開するのがベストだろうと思われます。