シャープの偶発債務問題で鴻海との交渉が難航か?

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シャープの株価に動きが出ていますが、鴻海による買収の行方に注目が集まっているようです。

産業革新機構が手を引いた今、鴻海と合併するしか選択肢がなくなってしまいましたが、シャープ側に3,500億円の偶発債務の存在が明るみに出たことで交渉は難航してます。今のところは3月7日の契約締結が有力視されていますが、すんなり実現なるかどうかは不透明な状況です。

個人的にはシャープはもう潰してケジメを付けて欲しいです。経営陣と銀行の責任があいまいなまま鴻海に買収されるとなれば、再建への道のりは遠くなってしまうことでしょう。一旦は経営陣も銀行も株主も責任をとり、きっちりケジメをつけた上でないと再建は困難ではないかという気がしております。

万一、今回の偶発債務の問題で鴻海との交渉が流れたという事態になれば、シャープは万事休すになってしまう可能性があります。

一方で、偶発債務というのはあくまで最悪の事態を想定したケースですので、具体性やリアリティーのない話でもあり、鴻海側もある程度は想定していたことでしょうから、買収はこのまますんなり実現する可能性も高いといえそうです。

いずれにしても、鴻海側が買収から手を引く可能性も残されている以上、今の状況ではシャープ株には手をだしずらい状況にあるかと思います。お荷物のシャープをホンハイが引き取ってくれるとすれば、それに越したことはないですが、できるだけ失業者は出さないようにお願いしたいものです。